闘争のアサンブレア

下記のイベントに行くことにしたので、『闘争のアサンブレア』(asin:4901477455)と
『シネキャピタル』(asin:4903127109)を読んでいます。
端から見ると、往々にして「面白い/面白くない」の二者択一によって判断されてしまいがちな
日本における「運動」の状況が「必要」の観点からどうのように語られるのかに興味があります。


廣瀬純+C.シトゥアシオネス『闘争のアサンブレア』(月曜社)刊行記念
運動と映画 『闘争のアサンブレア』をめぐって
廣瀬 純×青山真治
■2009年5月16日(土)18:30〜
http://www.junkudo.co.jp/event2.html

2009年、日本もついに「運動の年」を迎えた。日々のTVニュースは、闘う労働者の姿で溢れかえっている。
映画なんかにうつつを抜かしているときじゃない、オレたちは生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされてるんだから。
ほんとうにそうか?2009年の日本には映画など必要ないのか。
たしかに映画はプチブルの暇つぶしに過ぎないのかも知れない。
しかし、まさにそうだからこそ、映画には 来るべきプロレタリア”へと呼びかける力があるのではないだろうか。
そしてまた、だからこそ、『闘争のアサンブレア』に描かれるそれのようなラディカルな運動は、
つねに1本のフィルムに似た様相を見せるのではないだろうか。
「運動の年」にもかかわらずイーストウッドの新作にうつつを抜かすふたりによる対談。